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「楽天証券でNISAって実際どうなの?」——5年間使い続けた私が、良かったことも悪かったことも全部正直に書きます。
SEねぐです。旧NISAも含めて2021年から楽天証券で積立投資を続けており、現在の評価額は約500万円です。2022年のポイント改悪をきっかけにSBI証券への乗り換えを本気で検討した時期もありました。結論から言うと、5年経った今も楽天証券を使い続けています。その理由も含めて、数字を交えながらきれいごとなしでお伝えします。

- 楽天証券でNISAを5年使って感じたメリット・デメリット(実績数値あり)
- 楽天カード+楽天キャッシュ積立で年9,000ポイント獲得した実態
- 2022年改悪後に何が変わったか・何が戻ったか
- SBI証券への乗り換えを検討して「残留した」理由
- 楽天証券が向いている人・向いていない人の判断基準
前提:私の楽天証券NISA運用スペック
まず私の投資スペックを共有します。この記事はSE歴8年・フリーランス3年目の私が「5年間実際に使ってきた体験」として書いています。
- 運用期間:2021年〜(旧NISA(つみたてNISA)→新NISA)
- 現在の評価額:約500万円
- 旧NISA:約103万円→約227万円(+117%)
- 新NISA:約223万円→約282万円(+26%)
- 積立商品:FANG+・S&P500・一歩先いくUSテック・トップ20・メガ10
- 月積立額:15万円(楽天カード10万円+楽天キャッシュ5万円)
※投資にはリスクがあります。過去の実績は将来の成果を保証するものではありません。
5年間一度も積立を止めることなく継続してきました。この実績をもとに、メリット・デメリットをお伝えします。
5年間の詳細な運用実績については別記事で公開しています。具体的な数字が気になる方は合わせて確認してください。
楽天証券NISAのメリット3つ——5年使って本当に良かったこと
① 楽天カード+楽天キャッシュ積立でポイントが確実に貯まる
楽天証券の最大の強みはポイント還元です。楽天カードで月10万円・楽天キャッシュで月5万円の計15万円を積み立てている私の場合、毎月の獲得ポイントはこうなっています。
| 積立方法 | 月積立額 | 還元率 | 月間ポイント |
|---|---|---|---|
| 楽天カード(一般) | 10万円 | 0.5% | 500ポイント |
| 楽天キャッシュ | 5万円 | 0.5% | 250ポイント |
| 合計 | 15万円 | — | 750ポイント/月 |
月750ポイント・年間9,000ポイントが積立するだけで自動的に貯まります。貯まったポイントは楽天市場での買い物や楽天ペイに充てているため、実質的に生活費の一部が浮く形になっています。
「投資しながらポイントも貯まる」という仕組みは、楽天経済圏ユーザーにとって他の証券会社にはない明確な強みです。楽天ゴールドカードなら還元率0.75%・楽天プレミアムカードなら1%になるため、カードのランクを上げるとさらにポイントが増えます。
② 積立設定が分かりやすく、5年間ストレスがなかった
楽天証券のWeb版口座ページは、証券口座に慣れていない人でも操作しやすく、積立設定の変更も直感的に行えます。積立金額の変更・商品の追加・積立設定の見直しもスムーズで、普段使いで困る場面はほとんどありませんでした。
私は新NISAが始まったタイミングで積立額を増やし、2025年には積立商品の見直しも行いましたが、設定変更は短時間で完了しました。「長期で積立を続けるために使いやすいか」という観点では、5年間を通じてストレスを感じたことはありません。
③ 楽天銀行マネーブリッジで資金管理がシームレスになる
楽天証券と楽天銀行を連携する「マネーブリッジ」を設定すると、銀行と証券口座の間の資金移動が自動化されます。
具体的には、楽天証券で投資信託を購入する際に楽天銀行から自動で資金が引き落とされ、逆に証券口座に残った現金は毎営業日の夜間に自動的に楽天銀行へ戻る仕組みです。「今月の積立分を振り込まなきゃ」という手間が完全になくなるので、毎月の積立投資と相性が良いです。
証券口座・銀行口座・クレジットカードが同一グループで完結するため、資金移動の手間が少ないことも地味に助かっています。楽天銀行やクレジットで日々の生活費を管理していると口座間の移動がシンプルであることは大きなメリットです。
楽天証券NISAのデメリット——正直に感じた不満2つ
① 2022年のポイント改悪は正直痛かった
2022年、楽天証券はポイント還元率の改悪を実施しました。具体的には①楽天カード積立のポイント付与率が低コストインデックスファンドで1%から0.2%に引き下げ、②楽天市場のSPU条件が「月500円以上の投信購入で+1%」から「月3万円以上で+0.5%」に変更されました。特に①の影響はS&P500やオールカントリーなど人気インデックスファンドを積み立てていた大多数のユーザーに直撃しました。これをきっかけに「SBI証券に乗り換えるべきか」を本格的に調べ始めました。
ただし2023年以降は段階的に回復しており、同年6月にクレカ積立の還元率が一般カードで0.5%に改善、10月には投信残高ポイントプログラムが復活しています。一度廃止されたこのサービスが戻ったことで、投資信託を保有しているだけでもポイントが貯まるようになりました。改悪の一部は実質的に回復していますが、「また改悪されるかもしれない」という不安が完全になくなったわけではない、というのが正直なところです。
② 積立頻度の選択肢がSBI証券より少ない
楽天証券の積立頻度は「毎日・毎月」の2択です。SBI証券は毎日・毎週・毎月・複数日・奇数月・偶数月から選べるため、積立タイミングの柔軟性ではSBI証券が上回っています。毎月一定額を淡々と積み立てるスタイルの私には大きな問題ではありませんでしたが、積立日を細かく設定したい方には物足りなさを感じる部分です。
2026年時点のSBI証券との比較——何が変わり、何が同じか
2022年の改悪後にSBI証券と比較した際と、2026年時点では状況が変わっている部分があります。最新の情報で整理します。
| 項目 | 楽天証券 | SBI証券 |
|---|---|---|
| クレカ積立ポイント還元率 | 0.5〜1%(楽天カード) | 0.5〜4%(三井住友カード) |
| つみたて投資枠 取扱銘柄数 | 約279本(2026年4月時点) | 約290本(2026年4月時点) |
| 投資信託 総取扱数 | 約2,610本 | 約2,900本 |
| 国内株手数料 | 無料(ゼロコース) | 無料(ゼロ革命) |
| 積立頻度 | 毎日・毎月 | 毎日・毎週・毎月など6種類 |
| 銀行連携金利 | 楽天銀行 年0.38% | 住信SBIネット銀行 |
| 楽天経済圏との相性 | 抜群 | なし |
| iDeCo取扱商品数 | 28本 | 38本 |
| NISA口座開設数 | 業界最多(2025年12月末時点) | 業界第2位 |
2022年当時は「つみたて投資枠の取扱銘柄数がSBI証券の方が多い」という状況でしたが、2026年3月時点では両社ともに約280本前後と差がなくなっています。純粋なスペック比較ではSBI証券が上回る項目もありますが、NISAでのインデックス積立に限定すれば実質的な差は小さくなっています。
SBI証券への乗り換えを検討して「残留した」理由
2022年のポイント改悪後、SBI証券への乗り換えを本気で検討しました。それでも楽天証券に残ることを選んだ理由は3つです。
1つ目は、楽天経済圏から抜け出すコストが大きかったこと。私は楽天銀行・楽天カード・楽天市場を日常的に使っており、楽天証券との連携で得ているメリットをすべて失うことになります。ポイント還元率の差だけで判断するには、失うものが多すぎると感じました。
2つ目は、口座移管の手間と積立停止リスク。旧NISAの資産を移管すると手続きが煩雑で、一時的に非課税枠が使えない期間が発生します。積立を継続することが最優先であり、乗り換え作業で積立が止まるリスクを取りたくありませんでした。
3つ目は、楽天証券自体のサービスが依然として使いやすいこと。アプリの操作性・マネーブリッジの利便性・積立設定のシンプルさは、5年間を通じて変わっていません。
証券口座は「どちらが絶対に優れているか」ではなく「自分のライフスタイルとどちらが合っているか」で選ぶのが正解です。楽天経済圏ユーザーには楽天証券、三井住友カードや住信SBIネット銀行を使っている方にはSBI証券が合いやすいと感じています。
楽天証券NISAが向いている人・向いていない人
5年間使い続けて感じた、楽天証券が向いている人・向いていない人の判断基準をまとめます。
- 楽天銀行・楽天カード・楽天市場をすでに使っている楽天経済圏ユーザー
- 投資信託のインデックス積立がメインで、銘柄の選択肢の広さをあまり求めない
- 積立設定の操作性を重視する初心者・投資未経験者
- 楽天銀行マネーブリッジを活用して現金管理を楽にしたい
- 積立の手間を最小化して「ほったらかし投資」を徹底したい
- 三井住友カードを日常使いしており、SBI証券のクレカ積立で高いポイント還元率を得たい
- 毎週・複数日など積立タイミングを細かく設定したい
- iDeCoの商品選択肢を重視する(SBI証券の方が取扱商品数が多い)
- 楽天経済圏のサービスを一切使っていない
- 楽天証券の強みは「楽天カード+楽天キャッシュ積立のポイント還元(年9,000ポイント)」「マネーブリッジで生活費と投資のお金を一括管理」「積立設定の容易さ」の3点
- 2022年の改悪は痛かったが、2023年に投信残高ポイントプログラムが復活し実質的に一部回復
- 2026年時点でつみたて投資枠の取扱銘柄数はSBI証券と同水準(約280本)になっており、かつての差は縮小している
- SBI証券への乗り換えを検討したが、楽天経済圏との連携・口座移管リスク・操作性を総合して残留を選んだ
- どちらが正解かではなく「自分のライフスタイルに合う方」を選んで、まず始めることが最優先
証券口座の選択に悩んで積立を先送りにするより、どちらかを開設してまず始めることの方が長期投資では圧倒的に重要です。1年早く始めることの効果は、ポイント還元率の差よりも大きいです。
積立額の決め方やFIRE目標からの逆算については、こちらの記事で詳しく解説しています。
新NISAの積立設定をエンジニア視点で最適化した経緯は、こちらの記事にまとめています。商品選びの参考にしてください。
※投資にはリスクがあります。元本割れの可能性があり、過去の運用実績は将来の成果を保証するものではありません。本記事は特定の金融商品・証券会社を推奨するものではなく、個人の体験談です。投資は自己責任でお願いします。


