「NISAって本当に増えるの?」——正直に言います。旧NISAから5年間積み立てた結果、約312万円が約475万円になりました。
はじめまして、SEねぐです。SE歴8年・個人事業主3年・楽天証券メインで運用しています。この記事では実績の数字をすべて公開しながら、5年間で学んだことを正直に書きます。「増えるかどうかわからないから不安」という方に、リアルな一例として届けば嬉しいです。
- 旧NISA・新NISAそれぞれの実績数値(リアルデータ)
- 積立商品の変遷と選んだ理由
- コロナショック・トランプショックを乗り越えた体験談
- 5年間の失敗談と今やっていること
※本記事は投資の勧誘を目的としたものではありません。投資にはリスクが伴い、元本割れの可能性があります。投資は必ずご自身の判断と責任で行ってください。
私の運用実績をすべて公開
まず結論から。現在の実績はこのとおりです。
- 運用期間:約5年(旧NISA含む)
- 累計投資額:約312万円
- 現在の評価額:約475万円
- 含み益:約163万円
- 運用利回り:約52%
旧NISAと新NISAで内訳を分けると、次のようになります。
| 区分 | 累計投資額 | 評価額 | 損益率 |
|---|---|---|---|
| 旧NISA(つみたてNISA) | 約104万円 | 約220万円 | +112% |
| 新NISA(2024年〜) | 約209万円 | 約255万円 | +22% |
| 合計 | 約312万円 | 約475万円 | +52% |
旧NISAは運用期間が長い分、+112%と倍以上に育っています。新NISAはまだ1年目なので+22%ですが、これも十分なペースです。
積立している商品と選んだ理由
現在は5商品を積立しています。最初から今の構成だったわけではなく、楽天VTI → S&P500 → FANG+ → USテック → メガ10の順で少しずつ追加してきました。
- FANG+:月7万円 / ハイテク10銘柄集中・高リターン狙いのコア
- S&P500:月3万円 / 米国大型株500社への安定した分散
- USテック・トップ20:月3万円 / 次世代テック企業にも広げるサテライト
- メガ10:月2万円 / 超大型テック企業に絞ったアクセル役
最初に選んだのは楽天VTIでした。「全米株式に丸ごと投資できる」という手軽さから選びましたが、今も旧NISAの主力として+93%と最も大きな利益を出しています。その後、エンジニアとしてIT業界を間近で見ているうちに「テック株の成長はまだ続く」という確信が強くなり、FANG+やUSテックを追加しました。
商品別の現在の損益率はこのとおりです。
| 商品 | 評価額 | 損益率 |
|---|---|---|
| 楽天VTI | 約144万円 | +93% |
| S&P500 | 約168万円 | +56% |
| 先進国株式(除く日本) | 約51万円 | +67% |
| FANG+ | 約76万円 | +15% |
| USテック・トップ20 | 約12万円 | +10% |
| オルカン | 約11万円 | +12% |
| メガ10 | 約14万円 | +7% |
FANG+・USテック・メガ10は新NISAから始めたばかりなので損益率はまだ低めですが、長く積み立てるほど複利の力が効いてくるはずです。
コロナショックで含み損になった時の話
5年間で最も怖かったのが2020年のコロナショックです。当時は楽天VTI・S&P500・先進国株式を中心に積立しており、ポートフォリオが一時-20〜25%まで下落しました。S&P500は2020年2〜3月に約34%暴落したため、私の保有資産も数十万円単位でマイナスになりました。
- 「このまま全部なくなるんじゃないか」と毎日アプリを確認していた
- 「一旦売って現金に戻すか」と何度も悩んだ
- それでも売らなかった理由:「損して終わりたくなかったから」
当時は投資歴1〜2年目で、評価額もまだ小さかった。それが逆に良かったのかもしれません。「今売っても大した金額じゃない。どうせなら持ち続けよう」と開き直れました。
結果、コロナショック後の2020年末にはほぼ回復。2021年はさらに大きく上昇しました。あの時売っていたら、今の+112%はありませんでした。
5年間で失敗したこととその反省
成功体験だけ書いても参考にならないので、失敗も正直に書きます。
- ①商品を増やしすぎた:楽天VTI・先進国・S&P500・オルカン・FANG+・USテック・メガ10と7商品まで増えてしまい管理が煩雑に。「なんとなく良さそう」で追加していたのが反省点です
- ②トランプショック時に感情的になった:金額が大きくなっていた分、2025年のトランプショックでは毎日チェックして不安を増幅させてしまいました。「金額が増えるほど感情も揺れる」と実感しました
- ③最初の数年は放置しすぎた:面白みを感じず、年単位でほったらかしに。4年目に初めて「増えてる」と気づきました。もっと早く関心を持てばよかったと思っています
現在は積立設定を固定して、月1回だけ残高を確認するルールにしています。「見る頻度を減らしたら、むしろストレスゼロで運用できるようになりました。」
5年間続けてわかった3つのこと
「もっと早く始めていれば」という後悔より、「始めた日から継続した」ことの方がずっと重要です。旧NISAの+112%は、続けた時間が作った数字です。
毎月自動で引き落とされる仕組みを作ったことで、感情に左右されず積立を続けられました。「考えなくても積立が進む」状態が理想です。
個人事業主には退職金がありません。老後の備えは自分で作るしかない。NISAはその最初の一手として最も手軽で確実な方法だと5年で確信しました。
まとめ:迷っている時間が一番もったいない
- 旧NISAから5年で約312万円 → 約475万円(+52%)に成長
- 旧NISAは+112%——続けた時間が最大のリターン源
- コロナショックで-20〜25%になっても売らずに保有し続けた
- 商品は楽天VTIからスタートし、FANG+・USテック・メガ10を順次追加
- 失敗は「商品増やしすぎ」「感情的なチェック」——今は月1確認に絞ってストレスゼロ
「増えるかわからない」と迷っている間にも時間は過ぎます。迷っている時間が、一番もったいない。まず口座開設だけでも今日中に終わらせてください。
次の記事では、FANG+とS&P500を両方積立してわかった違いを解説しています。どちらを選ぶか迷っている方はぜひ読んでみてください。
