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フリーランスエンジニアになると生活はどう変わる?収入・時間・税金のリアルを3年後に公開

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「フリーランスになると収入が上がると聞くけど、税金や保険料を引いたら手取りは本当に増えるの?」——独立前に私が一番知りたかったのは、この問いへの具体的な答えでした。

SEねぐです。フリーランスSE3年目。今回は独立前の自分が最も知りたかった「独立後の生活の変化」を、3年分の実数字をもとに全部公開します。収入・税金・時間・生活レベル——きれいごとなしで正直に話します。

フリーランスエンジニアになると生活はどう変わる?
この記事でわかること
  • 収入は会社員時代の2倍になったが、手取りはどう変わったか(実数字)
  • 税金・健康保険料の負担が月いくら増えたか(家族4人・月7.5万円の現実)
  • 時間の使い方がどう変わったか(残業ゼロ・月30時間削減の実態)
  • 生活レベル・お金の使い方は上がったか下がったか
  • 独立前に想定していなかった変化3つ
  • 独立して後悔したことと、それでも戻りたくない理由

収入は会社員時代の2倍になった——でも手取りはどう変わったか

最初に結論を言います。フリーランスになってから収入は会社員時代の約2倍になりました。しかし「収入が2倍=手取りが2倍」ではありません。ここを正確に理解しておかないと、独立後に想定外のギャップを感じることになります。

会社員時代は、給与から自動的に所得税・住民税・社会保険料(健康保険・厚生年金)が天引きされていました。会社が保険料の半額を負担してくれていたため、自分が実際に支払っている金額を意識する機会がありませんでした。

フリーランスになると、これらをすべて自分で計算・管理・支払う必要があります。収入が増えた分、税金も増えます。そして会社が負担してくれていた社会保険料の半額も、丸ごと自己負担になります。「収入が上がる」という事実と「手取りの計算が複雑になる」という現実は、セットで理解しておく必要があります。

私の場合、収入が約2倍になった一方で、税金・社会保険料の支払い総額も大幅に増えました。それでも手取りベースで見ると会社員時代より明確に増えており、生活水準は上がっています。ただし、最初から税金の支払いを想定した資金管理をしていなければ、支払い時期に資金が足りなくなるリスクがあります。毎月収入の25〜30%を税金用口座に積み立てておくことが、フリーランスの資金管理の基本です。

生活防衛費の確保と資金管理の考え方については、こちらの記事で詳しく解説しています。独立前に読んでおくと資金計画が立てやすくなります。

税金・保険料の負担は月いくら増えたか(実額公開)

独立後に最も驚いた支出が、国民健康保険料です。妻と子ども2人の家族4人で、月7.5万円・年間約90万円です。

会社員時代は健康保険料を会社が半額負担してくれていたため、自分の負担は実質半分でした。フリーランスになると全額自己負担になる上に、家族の人数分の均等割が加算されます。「健康保険料が2倍になる」という話は聞いていましたが、実際の金額を目にした時の衝撃は想像以上でした。

国民年金も会社員時代の厚生年金より受給額が少なくなります。会社員時代に会社が負担していた分がなくなるためです。iDeCoで老後資産を補う方法もありますが、私はFIRE目標との兼ね合いからNISAに一本化する判断をしました。

項目 会社員時代 フリーランス(現在)
健康保険料(月額) 会社折半で約2〜3万円 全額自己負担で約7.5万円
年金 厚生年金(会社折半) 国民年金(全額自己負担)
税金管理 年末調整のみ 確定申告・予定納税あり
節税手段 限定的 青色申告控除・経費計上・ふるさと納税など

一方でフリーランスには、会社員にはない節税手段があります。青色申告特別控除(最大65万円)・経費計上・ふるさと納税を活用することで、課税所得を下げて保険料・税金の負担を抑えられます。節税の仕組みを理解して使いこなせるかどうかが、手取りの差に直結します。

青色申告の手続きはやよい青色申告を使えば、簿記の知識がなくても取引を入力するだけで帳簿と申告書類が自動作成されます。毎月末に経費・収入を入力する習慣をつけることで、確定申告時期の作業を大幅に減らせます。

時間の使い方がどう変わったか——残業ゼロ・月30時間削減の実態

収入と税金の次に大きく変わったのが時間の使い方です。現在の稼働時間は1日8時間・週40時間が平均で、残業はほとんどありません。会社員時代は月20〜30時間の残業があったため、体感で毎月30時間ほど少なく働いています。

時間が増えた理由は単純に「自由になったから」ではありません。仕事の遅延をなくす先回り準備・顧客との早めの認識合わせ・問題の早期報告という働き方の習慣が残業を減らしています。フリーランスは自由に休める立場ですが、仕事が遅れている状態では休めません。信頼残高を積み上げた上で初めて時間の自由が生まれます。

もう一つの変化は、休みの取り方です。契約の範囲内であれば自分のタイミングで休めるため、GWやお盆の混雑を避けて長期休暇を取ることができます。費用が安く混雑なく旅行できるのは、家族がいる立場として大きなメリットです。昼休みは仕事をしないルールを決め、決まったBGMをかけながら散歩する習慣を作ったことで、午後の集中力も上がりました。

お金の使い方・生活レベルは上がったか下がったか

結論として、生活レベルは上がりました。収入が増えたことで、日常のお金の使い方が変わりました。

ランチや家族との外食で値段をあまり気にせずに頼めるようになったこと、子どもの習い事やプレゼントをお金の面で妥協しなくていいこと——これらはささいなことのように見えますが、実際の生活満足度に大きく影響します。「これは高いからやめておこう」という判断が減り、家族との時間の質が上がりました。

収入が増えた分、NISAの積立額も増やすことができました。以前は月数万円だった積立額が、現在は月15万円になっています。FIRE目標に向けた資産形成のペースが上がったことは、独立してよかったと感じる大きな理由のひとつです。生活レベルが上がるかどうかは、収入の増加幅と税金・保険料の増加幅のどちらが大きいかで決まります。私の場合は収入の増加が上回り、手取りベースで確実にプラスになっています。

独立前に想定していなかった変化3つ

収入・税金・時間の変化は事前に想定していましたが、想定外だった変化が3つあります。

① 確定申告でお金の知識が急速に増えた

会社員時代は年末調整を記入するだけで税金の手続きが完了していました。フリーランスになってからは、所得・控除・税金を自分で計算して申告する必要があります。最初は面倒でしたが、日々の政治ニュース・税制改正・社会保険の仕組みに自然と敏感になりました。「この控除が使えるかもしれない」「来年の税金はこれくらいになりそうだ」という見通しが立てられるようになり、経営者目線が養われている実感があります。

② 仕事への向き合い方が変わった

会社員時代は、自分の発言が会社の評価・評判に直結することを常に意識していました。お客さんに率直な意見を伝えたくても「会社の立場として問題にならないか」という考えが頭をよぎり、無難な言い方に変えてしまうことが多かったです。フリーランスになってからは、良くも悪くも自分の行動がそのまま結果に返ってきます。お客さんのことを考えた上で率直な意見を述べることができ、気持ちよく仕事ができるようになりました。

③ 収入の見通しが持てるようになるまでに時間がかかった

独立1年目は「いつ契約が終わるかわからない」という不安がありました。3年目になると、参画したプロジェクトを深く理解して自分の役割を超えて関わることで、システムリリースまでの見通しが持てるようになりました。収入が途切れる不安が消えるまでに約2〜3年かかりました。独立後すぐに安定するわけではなく、信頼残高を積み上げるプロセスが必要です。

独立するタイミングの考え方については、こちらの記事で体験談をもとに整理しています。

独立して後悔したことと、それでも戻りたくない理由

正直に言います。独立して後悔したことはあります。しかし「会社員に戻りたい」と思ったことは一度もありません。

後悔している点は、収入源が常駐案件の1本に依存している構造です。契約終了になれば収入がゼロになるリスクは、3年経った今も解消できていません。ブログやホームページ制作で副収入を作ることが目標ですが、まだ安定した収入源には育っていません。

それでも戻りたくない理由は、フリーランスとして働く方が自分には合っているからです。本音で仕事ができる・時間を自分でコントロールできる・努力が収入に直結する——この3点は、会社員時代には得られなかった感覚です。収入源の分散という課題は残っていますが、それはフリーランスを続けながら解決していくべき問いだと考えています。

まとめ
  • 収入は会社員時代の約2倍。ただし税金・保険料も増えるため、手取り増加分は収入増加より小さい
  • 健康保険料は家族4人で月7.5万円(年90万円)。会社員時代の全額自己負担への切り替えが最大の想定外支出
  • 残業ゼロ・月30時間削減で時間の自由度は大幅に上がった。ただし自由は「仕事を遅らせない習慣」の上に成り立つ
  • 青色申告・経費計上・ふるさと納税で課税所得を下げることが手取りを守る鍵
  • 収入源が1本に依存している構造リスクは3年経っても解消できていない——正直な課題

独立後の生活変化は「想像よりいい部分」と「想像より大変な部分」が両方あります。数字を正確に把握した上で準備を進めることが、独立後に後悔しないための最短ルートです。

案件探しはフリーランスエージェントを活用することで、単価・条件・案件の質を比較しながら選べます。まず登録して市場価値を確認することをおすすめします。

※本記事は個人の体験談をもとにしています。収入・税金・生活の変化は個人のスキル・案件・家族構成によって異なります。税金・社会保険に関する詳細はお近くの税理士または市区町村窓口にご確認ください。

会社員とフリーランスを3年間比べた詳細なメリット・デメリットは、こちらの記事でより詳しく解説しています。

  • この記事を書いた人
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SEねぐ

SE歴8年のフリーランスエンジニア。

本業の単価アップ → 副業 → NISA投資で資産形成中。
旧NISAから約5年間投資を継続し、
累計投資320万円 → 評価額480万円を運用中。(2026/5/1時点)

このブログでは、
 「エンジニアの収入を伸ばす方法」
「副業・ホームページ制作」
「NISA・資産形成」
などを実体験ベースで発信しています。

【保有資格】
・ORACLE MASTER Silver DBA 2019
・ORACLE MASTER Gold DBA 2019
・Python3エンジニア認定基礎試験
・AWS CLF
・AWS SAA
・AWS SOA

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