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小規模企業共済を調べてNISAを選んだ理由|フリーランスエンジニアの節税戦略

「フリーランスなら小規模企業共済に入ると節税になる」——YouTubeで節税動画を見て知り、すぐに調べ始めました。でも、結論として加入しませんでした。

SEねぐです。フリーランスSE3年目。小規模企業共済・iDeCo・NISAをそれぞれ比較した上で、「老後ではなく近い将来に資産を作る」という目標にはNISAが最適という結論に至りました。この記事では、私が小規模企業共済を選ばなかった理由と、その代わりにNISAを優先する考え方を正直に書きます。

小規模企業共済とNISAどちらを選ぶか
この記事でわかること
  • 小規模企業共済の仕組みと節税効果
  • iDeCo・小規模企業共済・NISAの3つを比較
  • 私が小規模企業共済を選ばなかった3つの理由
  • FIRE目標がある人がNISAを優先すべき理由

小規模企業共済とは何か

小規模企業共済は、個人事業主や小規模企業の経営者が廃業・退職した時のための「退職金制度」です。国の機関である中小機構が運営しており、掛金が全額所得控除になるという強力な節税効果があります。

項目 小規模企業共済 iDeCo NISA
節税タイミング 掛金が所得控除(今すぐ) 掛金が所得控除(今すぐ) 運用益が非課税(将来)
月額上限 7万円 6.8万円 30万円(年360万)
引き出し 廃業・退職時のみ 原則60歳まで不可 いつでも可能
運用益 固定(予定利率1%) 運用次第 運用次第
元本割れリスク あり(短期解約時) あり あり

節税効果だけを見れば、小規模企業共済は魅力的です。月7万円(年84万円)の掛金が全額所得控除になるため、所得税率20%の場合は年間約16.8万円の節税になります。フリーランスエンジニアにとってこの金額は無視できません。

私が小規模企業共済を選ばなかった3つの理由

節税効果があるとわかった上で、それでも加入しなかった理由があります。

① 引き出せるのが廃業・退職時のみで、流動性がない

小規模企業共済は「廃業・退職時に受け取る退職金」という性格の制度です。フリーランスを続けている間は基本的に引き出せません。さらに20年未満で任意解約した場合は元本割れのリスクもあります。iDeCoと同様に「いざという時に現金化できない」という点が、フリーランスとして収入の波がある私には合わないと判断しました。

② 予定利率が低く、資産を増やすスピードが遅い

小規模企業共済の予定利率は年1%です。NISAでS&P500やFANG+を運用した場合の期待リターンと比較すると、明らかに低い。節税後の実質リターンを考慮しても、長期で見ればNISAの方が資産が増えるスピードは速いと判断しました。

③ 「老後に豊かになる」より「近い将来に豊かになる」を目指している

私が掲げているのは40歳でのFIRE・資産1億円という目標です。小規模企業共済もiDeCoも、受け取りが廃業時・60歳以降という設計になっています。老後のお金を作る制度として優れていることはわかります。でも私が目指しているのは老後の富裕層ではなく、近い将来の経済的自由です。であれば、いつでも引き出せてかつ運用益が非課税のNISAにお金を集中させる方が、FIRE目標への到達スピードが上がります。

NISAに集中させた方がFIREに近づく理由

月の余剰資金には上限があります。小規模企業共済・iDeCo・NISAのすべてに満額入れることは現実的ではない。どこに優先的にお金を流すかを選ぶ必要があります。

私の場合、手取りの約15%をNISAに回しています(月15万円)。ここから小規模企業共済に月7万円を回すと、NISA積立額は月8万円に減ります。節税で手元に戻る金額を考慮しても、NISAの積立額を減らすことで失う複利効果の方が長期的には大きいと判断しました。

具体的に試算してみます。月の余剰資金が20万円あるとして、小規模企業共済に月7万円入れた場合と全額NISAに回した場合を比較します。小規模企業共済の節税効果(所得税率20%なら年間約16.8万円の節税)は確かに魅力的です。しかし小規模企業共済の予定利率は年1%で、NISAでS&P500を運用した場合の長期期待リターン(年5〜7%)と比べると大きな差があります。節税分を加味しても、10〜15年の長期で見ればNISAへの一本化の方が資産総額が大きくなる試算になりました。

また、NISAに資産を一本化することで管理がシンプルになります。小規模企業共済・iDeCo・NISAと複数の制度に分散すると、引き出しのタイミング・税務処理・資産の把握が複雑になります。老後も含めた資産をNISAにまとめることで、シンプルに管理できることも私が重視したポイントです。

こんな人には小規模企業共済が向いている
  • 老後の退職金を確実に積み立てたい人
  • 所得税率が高く、今すぐ節税効果を得たい人
  • フリーランスを長期的に続ける予定がある人(20年以上)
  • NISAの積立に余裕があり、さらに節税を上乗せしたい人

小規模企業共済が「悪い制度」というわけではありません。節税効果は本物ですし、老後の退職金として堅実に積み立てたい方には向いています。ただし私のように「40歳FIREを目指していて、資産の流動性を重視する」という場合は、NISAを優先する方が合理的という判断です。

まとめ:目標から逆算して制度を選ぶ

小規模企業共済を調べて選ばなかったことで、むしろ「なぜNISAを選ぶのか」という根拠が明確になりました。制度を比較することは、自分の優先順位を整理する良い機会になります。節税だけを基準にするなら小規模企業共済やiDeCoの方が今すぐの効果は大きい。でも「いつまでに・いくらの資産を作るか」という目標から逆算すると、私の場合はNISAへの集中が最適解になります。

フリーランスになりたての頃は「節税できるものは全部使わないと損」という感覚がありました。でも3年間で学んだのは、すべての制度を使いこなすより、自分の目標に合った制度を深く使いこなす方が結果につながるということです。節税の選択肢を知った上で「あえて使わない」という判断ができるようになったことが、フリーランスとしての成熟だと感じています。

小規模企業共済もiDeCoもNISAも、それぞれ目的が違う制度です。「節税になるから入る」ではなく、「自分の目標に合った制度を選ぶ」という視点が最も重要です。

私は40歳FIRE・資産1億円という目標から逆算して、NISAへの集中投資を選びました。あなたの目標が老後の安定ならiDeCoや小規模企業共済が合うかもしれません。まず自分がいつ・どのくらいの資産を作りたいかを決めてから、制度を選ぶことをおすすめします。

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  • この記事を書いた人
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SEねぐ

SE歴8年のフリーランスエンジニア。

本業の単価アップ → 副業 → NISA投資で資産形成中。
旧NISAから約5年間投資を継続し、
累計投資320万円 → 評価額480万円を運用中。(2026/5/1時点)

このブログでは、
 「エンジニアの収入を伸ばす方法」
「副業・ホームページ制作」
「NISA・資産形成」
などを実体験ベースで発信しています。

【保有資格】
・ORACLE MASTER Silver DBA 2019
・ORACLE MASTER Gold DBA 2019
・Python3エンジニア認定基礎試験
・AWS CLF
・AWS SAA
・AWS SOA

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