本記事は広告を含みます。
「NISAの商品選びで失敗したくない」——これから始める方なら誰もが感じる不安です。
SEねぐです。楽天証券でNISAを5年間運用中・現在の評価額は約500万円です。商品選びで完璧な正解はありません。ただし5年間の実践を通じて「これを知っておけば後悔が減る」と感じた注意点が3つあります。純資産総額や信託報酬といった基本的なチェックリストだけでなく、実際に商品を変更した経験から学んだことを正直にお伝えします。

- 商品を「知らずに選ぶ」ことが最大のリスク——VTIからS&P500に変えた理由
- 純資産総額・信託報酬だけでは見えない注意点
- 高リスク商品を組み合わせる時の注意点——FANG+で学んだボラティリティとの向き合い方
- 選んだ商品は「一生もの」ではない——将来の差し替えを見越した計画
- NISAで失敗しないための3つの注意点
※投資にはリスクがあります。元本割れの可能性があります。過去の運用実績は将来の成果を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
商品を「知らずに選ぶ」ことが最大のリスク——VTIからS&P500に変えた理由
私が最初にNISAで設定した商品は、楽天VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)でした。当時参考にしたブログやYouTubeのおすすめをそのまま設定した選択です。
正直に言うと、VTIについて自分でしっかり調べていませんでした。「人気があるから」「おすすめされているから」という理由で設定し、その商品が何に投資していて、どういう特徴を持つのかを深く理解していなかったのです。
その後、自分で過去の長期実績を調べていく中で、S&P500の方が長期で豊かになれる確率が高いと感じるようになりました。VTIは米国の大型株から小型株まで広く投資する商品ですが、S&P500は米国の主要企業500社に絞った商品です。長期データを比較した結果、より集中度の高いS&P500の方が自分の目標(FIRE)に合っていると判断し、乗り換えました。
これは「失敗」ではなく「知らずに選んだことへの気づき」だったと捉えています。最初の選択が間違っていたわけではなく、知識が増えたことで、より自分の目標に合う商品が見えてきたということです。だからこそ、最初の段階で「なぜこの商品を選ぶのか」を自分の言葉で説明できるくらい理解しておくことが、後悔を減らす最大のポイントだと感じています。
純資産総額・信託報酬だけでは見えない注意点——長期実績を必ず確認する
NISAの商品選びでよく言われる基本的なチェックポイントは「純資産総額が大きいか」「信託報酬が低いか」です。これらは確かに重要ですが、それだけでは見えてこない部分があります。
| チェック項目 | 一般的な基準 | 私が重視している視点 |
|---|---|---|
| 純資産総額 | 30億円以上が目安 | 右肩上がりに増えているか(資金が流出していないか) |
| 信託報酬 | できるだけ低い商品を選ぶ | 同カテゴリ内での比較(オルカン0.05775%・S&P500 0.07568〜0.08140%) |
| 過去のリターン | あまり言及されない | 設定来・直近1年・過去20年の3つの期間で必ず確認する |
特に重視しているのは「過去のリターンを複数の期間で確認すること」です。直近1年だけ良い成績の商品は一時的な要因かもしれませんし、長期では別の商品が安定して上回っていることもあります。S&P500とオルカンを比較すると、設定来・過去20年の長期ではS&P500が優勢、直近1年では一時的にオルカンが上回るという状況もありました。短期だけを見て判断すると、長期目線では選択を誤る可能性があります。
高リスク商品を組み合わせる時の注意点——FANG+で学んだボラティリティとの向き合い方
私のポートフォリオはS&P500だけでなく、FANG+のような高リスク・高リターンの商品も組み合わせています。FANG+は過去に年率20〜30%という高いリターンを記録した一方、2022年には年率▲60%超という大幅な下落も経験しています。
正直に言うと、相場が大きく下がる時は心配になる瞬間があります。評価額が短期間で大きく減ると、「このまま積み立てを続けて大丈夫か」という不安が頭をよぎります。ただ最近は、下がったタイミングを「安く買えてラッキー」と捉えるように考え方を変えています。長期で積み立てる前提であれば、下落時こそ多くの口数を購入できる機会だと捉え直すことで、心理的な負担が減りました。
一方で、今後どこまで上がり続けるかは私自身もわかりません。高リスク商品との付き合い方で大切なのは「いつまで持つか・どこで売るか」を事前に決めておくことです。FANG+は30年も持ち続けるつもりはなく、どこかのタイミングでS&P500やオルカンのような安定性の高い商品へ差し替えていく予定です。「売り時を間違えないようにしたい」という不安は今も持ち続けています。
- ボラティリティが大きい商品は下落時の不安を前提として持つこと
- 下落を「安く買えるチャンス」と捉え直すことで心理的負担を減らせる
- 「いつまで持つか」を事前に決めておく。永遠に持つ前提で組み込まない
- 将来的に安定資産(S&P500・オルカン等)へ差し替える計画をセットで考える
※投資にはリスクがあります。過去の実績は将来の成果を保証するものではありません。元本割れの可能性があります。
Fang+とS&P500の詳しい比較と、私がどちらを主軸にしているかについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
選んだ商品は「一生もの」ではない——将来の差し替えを見越した計画
NISAの商品選びで多くの人が陥りがちなのが「最初に選んだ商品で一生固定する」という思い込みです。私自身もVTIから乗り換えた経験がありますが、それは「最初の選択が悪かった」のではなく「ライフステージや知識の変化に合わせて見直した」という捉え方です。
FANG+のような高リスク商品は、私の中では「資産形成の初期から中期にかけて積極的にリターンを狙うための商品」という位置づけです。資産がある程度まで育ち、FIRE目標に近づいてきたタイミングでは、より安定性の高いS&P500やオルカンへ徐々に差し替えていく計画を持っています。
- 資産形成の初期:高リターンを狙う商品(FANG+等)の比率を高めに設定する
- 資産形成の中期:安定性とリターンのバランスを見直す
- FIRE目標に近づいた時期:高リスク商品から安定資産(S&P500・オルカン)へ徐々に差し替える
- 差し替えのタイミングは「相場が良い時に焦って売らない」ことを意識する
商品選びは一度決めたら終わりではなく、定期的に「今の自分に合っているか」を見直すプロセスだと考えています。5年間運用してきたからこそ、最初の選択にこだわりすぎず、知識や状況の変化に応じて柔軟に見直す姿勢が大切だと実感しています。
NISAで失敗しないための3つの注意点——5年間の実践からまとめる
5年間の実践を通じて学んだ、NISAの商品選びで後悔を減らすための3つの注意点をまとめます。
- ① 知らずに選ばない:人気・おすすめという理由だけで選ばず、商品の仕組み・過去の長期実績(設定来・過去20年)を必ず確認する
- ② 高リスク商品はボラティリティを覚悟して付き合う:下落時の不安を前提に持ち、「安く買えるチャンス」と捉え直す。永遠に持つ前提にせず、いつまで持つかを決めておく
- ③ 選んだ商品に固執せず将来の差し替えも視野に入れる:最初の選択を「一生もの」にせず、ライフステージや市場環境に応じて定期的に見直す
楽天証券でNISAを始める手順や、初心者におすすめの商品の選び方はこちらの記事で詳しく解説しています。
- NISAの商品選びに完璧な正解はない。知識を持って選び、リスクと向き合い、必要なら見直す——この3つの姿勢が後悔を減らす
- 最初の選択が間違っていたわけではなく、知識が増えれば商品を見直すのは自然なプロセス
- 純資産総額・信託報酬に加えて、複数期間(設定来・直近1年・過去20年)でのリターン比較を必ず行う
- 高リスク商品はボラティリティを前提に持ち、いつまで持つか・どこで差し替えるかを事前に決めておく
- 商品選びは一度決めたら終わりではない。定期的な見直しが長期投資を続ける上での重要なプロセス
商品選びに迷って積立を先送りにするより、まず始めて知識を積み重ねながら見直していく方が、長期投資では結果的にプラスになります。1年早く始めることの効果は、商品選びの細かな違いより大きいです。
5年間の詳細な運用実績はこちらの記事で公開しています。
※投資にはリスクがあります。元本割れの可能性があります。過去の運用実績は将来の成果を保証するものではありません。本記事は特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。


