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フリーランスエンジニアが初案件を獲得するまでの実録|独立半年前から動いて退職後すぐに参画できた話

2026年6月17日

本記事は広告を含みます。

「独立してすぐに案件は取れるのか」——フリーランスへの独立を考えているエンジニアが最も不安に感じる疑問のひとつです。

SEねぐです。フリーランスSE3年目。独立してから今の現場に参画するまで、空白期間はほぼありませんでした。退職後すぐに初案件に参画できたのは、独立の半年前から準備を始めていたからです。初案件獲得までの流れ・面談の実態・後悔したこと・やっておいてよかったことを正直に公開します。

この記事でわかること
  • なぜ独立の半年前から動き始めたのか
  • エージェントを5社登録した理由と選び方
  • 面談で実際に聞かれたこと・スキルシートの書き方
  • 初案件の内容・単価・現場の雰囲気(収入1.5倍の実態)
  • 初案件獲得を振り返って後悔したこと・やっておいてよかったこと
  • 今すぐ動き始めるための具体的なステップ

初案件獲得のために独立の半年前から動き始めた理由

私が独立を決めてから最初にやったことは、エージェントへの登録でした。タイミングは独立の半年前です。まだ会社員として働いている段階で動き始めました。

なぜ半年前から動いたのか。理由はシンプルで、「退職後に焦って案件を探すのが最もリスクが高い」と判断したからです。収入が途絶えた状態で焦りながら案件を選ぶと、単価・業務内容・現場環境を十分に吟味できません。退職前から動いておくことで、複数の案件を比較しながら余裕を持って選べます。

もう一つの理由は、会社員時代の転職活動の経験が活きると感じていたからです。転職活動で面接を経て2社から内定を獲得した経験があり、エンジニアとしての経歴をどう説明するか・強みをどう伝えるかは既に整理できていました。転職活動の経験はフリーランスの面談でそのまま活用できます。独立を考えているなら、会社員のうちに一度転職活動を経験しておくことをおすすめします。

エージェントの選び方と5社登録して見えてきたこと

独立の半年前に5社のエージェントに登録しました。選んだ理由は3つのパターンに分かれます。

1社目はYouTubeで頻繁に見ていたチャンネルがあり、そのエージェントが運営していたため話を聞いてみたかったからです。情報発信の質から担当者の信頼性を事前に判断できたため、登録へのハードルが低かったです。

残りの4社は大手エージェントを選びました。案件数が多いこと・担当者が経験豊富であること・初めてのフリーランスとして色々と相談できることを重視しました。複数登録することで案件の選択肢が広がり、条件を比較できる状態を作れます。

エージェント登録時に確認すべき3つのポイント
  • 案件数と自分のスキル領域との一致:登録前に公開案件を検索し、自分のスキルに合う案件が一定数あるか確認する
  • 担当者の経験値・相談のしやすさ:初回面談で「何でも相談できそうか」を感じ取る。担当者の質がエージェント選びの最大の決め手になる
  • マージン率・サポート体制:マージン率が高すぎると手取り単価が下がる。確定申告サポート・保険など付帯サービスの有無も確認する

エージェントの選び方の詳細はこちらの記事でまとめています。4社を実際に使って比較した正直な評価を公開しています。

スキルシートの書き方と面談での伝え方——初案件面談で意識したこと

エージェントに登録すると、まずスキルシートの作成を求められます。スキルシートは単なる経歴書ではなく「面談でどう話すかの台本」として使います。

私が意識したのは「全部話すのではなく、ポイントを決めて話す」ことです。SIer5年間でプログラマー・SE・テスター・PL・メンバー管理まで幅広く経験しましたが、全てを均等に説明するのではなく、役割が大きかった仕事・具体的な成果を出した部分に絞って説明しました。

面談前は「技術的に高度な質問が来るのでは」という不安がありましたが、実際に聞かれたのは以下のような内容でした。

初案件面談で実際に聞かれた質問3つ
  • 今までの経歴・得意なことは何か:スキルシートをもとに、役割が大きかった仕事・成果を出した部分を中心に説明。「この人は何が得意か」を伝えることが最優先
  • 今の会社でどういった業務を行っているか:直近の業務内容が最も重視される。現在の業務と案件の業務内容の一致度を確認されている
  • 対面でのコミュニケーションに問題はないか:フリーランスは外部の人間として現場に入るため、コミュニケーション能力は技術力と同等以上に重視される

面談で最も重要なのは技術力のアピールより「この人と一緒に働けるか」という印象を与えることです。話し方・聞き方・受け答えの丁寧さが、技術スペックと同じくらい評価されます。フリーランスの面談は転職面接と似ていますが、「即戦力として現場に入れるか」という観点がより強く問われます。

退職後すぐに参画できた——初案件の内容と収入の実態

退職前から準備を進めていた結果、退職後すぐに初案件に参画できました。収入・業務内容・現場の雰囲気を正直に公開します。

初案件の実績
  • 参画までの期間:退職後すぐ(退職前から準備していたため空白期間ほぼなし)
  • 業務内容:プロジェクトマネジメント系・要件整理の資料作成・小規模システム開発
  • 現場の雰囲気:優しい人が多く会社員時代より忙しさが少ない
  • 収入:会社員時代の1.5倍近くに増加

業務内容はプロジェクトマネジメント系で、プロジェクト遂行の手助けを行う仕事でした。マネジメント系といっても仕事内容は幅広く、要件を整理する資料作成から手を動かして小規模なシステム開発まで対応しました。SIer時代にプログラマー・SE・テスター・PLと幅広いポジションを経験していたことが、最初から幅広く対応できた理由だと感じています。

収入は会社員時代の1.5倍近くになりました。ただし、フリーランスは税金・保険料が全額自己負担になるため、額面の増加がそのまま手取りに反映されるわけではありません。初案件参画前に税金・保険料の概算を把握しておくことをおすすめします。

初案件獲得を振り返って——後悔したこと・やっておいてよかったこと

初案件の獲得を振り返って、正直に後悔したことと、やっておいてよかったことをお伝えします。

後悔したこと:面談の数が少なかった

3つの面談を受けてすぐに決めてしまいました。もっと多くの面談を受けて、単価だけでなく「自分が成長できる内容か」「やりたい言語や仕事内容か」を吟味すればよかったと感じています。初案件は「とにかく早く決めたい」という焦りがありましたが、最初の現場は後の案件にも影響するため、慎重に選ぶべきでした。

やっておいてよかったこと:退職前からコツコツ準備した

退職前から準備を進めていたことは、結果的に最大の正解でした。退職後に焦って動く必要がなく、精神的にも余裕を持って案件を選べました。また、転職活動で経歴の説明方法・強みの伝え方を整理していた経験が、フリーランスの面談でもそのまま活用できました。

初案件選びで後悔しないための3つの視点
  • 単価だけで決めない:単価が高くても自分が成長できない案件は長期的にマイナス。単価・業務内容・技術スタック・現場環境を総合的に判断する
  • 面談は最低5件受ける:3件では比較が不十分。5件以上受けることで案件の相場感・面談の傾向がわかり、判断の精度が上がる
  • 初案件で全てを叶えようとしない:最初の案件は「フリーランスとして実績を作る場」と割り切る。単価・やりたい仕事・成長の3つが全部揃う案件はなかなかない

独立前にやっておくべき準備については、こちらの記事で詳しくまとめています。

今すぐ動き始めるための具体的なステップ

初案件獲得までの流れを4ステップに整理します。今どの段階にいるかを確認して、次にやることを決めてください。

1
独立6ヶ月前:エージェント登録・スキルの棚卸し・スキルシート作成

まず3〜5社のエージェントに登録する。スキルシートを作成しながら、自分の経歴の中で「役割が大きかった仕事・成果を出した部分」を整理する。エージェントの担当者に相談しながら、自分の市場価値と相場単価を把握する。

2
独立3ヶ月前:面談を受け始める・複数の案件を比較する

実際に面談を受け始める。最初の面談は「練習」のつもりで受けると緊張せず話せる。単価・業務内容・技術スタック・現場環境を比較しながら、自分が希望する案件のイメージを固める。最低5件は面談を受けてから判断する。

3
独立1ヶ月前:参画先を決定・契約手続き・退職手続きを進める

案件を決定し、エージェント経由で契約手続きを進める。同時に現職の退職手続き・社会保険の切り替え・開業届の準備も進める。参画開始日と退職日のスケジュールを合わせることで収入の空白期間を最小化できる。

4
独立後:初案件参画・信頼を積み上げながら次の目標を設定する

初案件参画後は「まず信頼を積み上げること」を最優先にする。3〜6ヶ月で実績を作り、単価交渉のタイミングを狙う。次の案件の選択肢を広げるために、エージェントとの関係も継続して維持しておく。

まとめ
  • 初案件獲得の最大の秘訣は「退職後に焦って動くのではなく、退職の半年前から準備を始めること」
  • エージェントは3〜5社に登録する。案件数・担当者の経験値・相談のしやすさを基準に選ぶ
  • 面談では技術力より「一緒に働けるか」という印象が重視される。コミュニケーション能力・話し方・受け答えの丁寧さが評価される
  • 初案件は面談を最低5件受けてから決める。単価だけでなく成長できるか・やりたい仕事かという視点で選ぶ
  • 転職活動の経験はフリーランスの面談でそのまま活きる。会社員のうちに一度経験しておくことをおすすめ
  • 退職後すぐに参画・収入1.5倍を実現できたのは、退職前からコツコツ準備を続けた結果

独立してよかったと感じる理由や、フリーランス3年間で変わったことはこちらの記事でまとめています。

※本記事は個人の体験談をもとにしています。案件獲得までの期間・収入・案件内容はスキル・経験年数・市場環境によって異なります。

  • この記事を書いた人
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SEねぐ

SE歴8年のフリーランスエンジニア。

本業の単価アップ → 副業 → NISA投資で資産形成中。
旧NISAから約5年間投資を継続し、
累計投資320万円 → 評価額480万円を運用中。(2026/5/1時点)

このブログでは、
 「エンジニアの収入を伸ばす方法」
「副業・ホームページ制作」
「NISA・資産形成」
などを実体験ベースで発信しています。

【保有資格】
・ORACLE MASTER Silver DBA 2019
・ORACLE MASTER Gold DBA 2019
・Python3エンジニア認定基礎試験
・AWS CLF
・AWS SAA
・AWS SOA

●note:
https://note.com/se_negu

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